外国語を知るということは、新しい世界への扉を開くこと 新しい自分に出会えること

今朝、いつものようにFeedlyでニュースやブログをチェックしていた時に、一つの記事が目に留まった!

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外国語を話せる人は「複数の世界」を生きられる

この記事で面白かったのは、言語が異なると時間の枠組みも変わるというところに注目している点です。詳しくはこちらのライフハッカーの日本語版の記事をご覧頂きたいと思います。スウェーデン語とスペイン語によって、どのように時間の捉え方が変わるかの研究について詳しく書かれています。

記事へのリンクはこちら▼

https://www.lifehacker.jp/amp/2017/05/33533.html

 

このWEBの記事の中にある研究の主任著者であるEmanuel Bylundさんの言葉がぐっと来ました。

「新しい言語を学ぶと、新しい魂を得る」というポーランドの諺があります。Bylund氏は3カ国語を話しますが、そこまでは言いません。しかし、「2つの言語を話せると、同時に2つの世界観を持って生きることになり、柔軟にその2つを切り替えることができます。バイリンガルだと、時間に関しても2つの異なるとらえ方ができるのです。魅力的なことだと思いませんか。」とBylund氏は述べている。

 

生きながらにして、2つの世界を持てるって素敵

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バイリンガルの方って、Identitiy Crisisになって、自分は一体何者なんだろう?と落ち込んだりする人もいらっしゃるかもしれませんが、2つ以上の世界を持つことですから、実はとっても素敵で、深い世界なんじゃないかなと思うんです。

頭を柔軟にスイッチするのは、流石に疲れたり、時には文化の摩擦で嫌気が差したりすることもあるかもしれませんが、バイリンガルだったりハイブリットという考え方って、これからもっと必要な人材ではないでしょうか。

J-WAVEのラジオパーソナリティーの方は比較的にバイリンガルでハーフの方も多いですが、それはハイブリッド的だったり、2つの文化の間に入って、それを繋げるという大事な潤滑油としての役割がありますよね。

 

努力すれば2つの世界を自分も持てる

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バイリンガルなんて無理だ!帰国子女の話だ!関係ないと思ってしまうこともあるかもしれませんが、私はそうは思いません。コツコツと努力すれば、それなに外国語をは話せるようになり、その言語にある空間的なもの、感性的なもの、文化、人の考え方、食についてまで深く洞察できるはずです。

そして、徐々に、その言語を話している時は、その言語のモードになっちゃう!という風になれば、その言語、その国の世界を自分が取り入れたことになるのではないでしょうか?

アメリカ人の自分、タイ人の自分

私の中でもそういう時があります。英語を話しているときは、英語モードになりますし、特にタイ語の場合はタイ人モードになります。タイ語はちょっとタイ人の人と話しただけで、またタイのニュースをラジオで聞いただけで、また、タイレストランに行っただけで、タイに居た時の自分に戻ることが出来ます。一度タイ語スイッチが入ってしまうと、その後何でもタイ語で話したくなっちゃう感じが時々あります。。。。

そうやって、外国語を話している時は性格というか心の持ち方がガラッと変わります。不思議なのですが、タイ語の時は優しい気持ちになります。英語の時は、ちゃんと伝えなきゃと、主張する自分になります。言語によって気持ちとか態度が変わるので、本当に面白いです。

 

第二外国語を入れて、トライアングルに考える

以前、タイ語学校に通って居た時に、本当に語学は面白いなと思いました。一つのフレーズについて、タイ語だったらこう言う、日本語だったらこう訳せる、英語だったらこう話すと、2つの視点からその1つの表現をどう言葉に表すかについて話したことがあります。

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仮に自分が英語が分からなかったら、日本語とタイ語の空間の中だけで言葉を探していたかもしれません。けれどもそこにもう1言語加わることで、3つの視点から補完しあいながら言葉を学んでいくことができます。これは本当に面白かったので、オススメのやり方です。英語の基礎がある方はぜひ、英語プラス1言語をオススメします。

 

 


語学に関する過去記事▼

日本の英語教育について思ったこと 結局我々は英語教育のお客さんで終わってるのでは?

英語について初めて書いてみます。英語とどのようにお付き合いしてきたか!英語は勉強するという意識で向き合わない。

 

 

 

 

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