今日のヒトコト英語 ちょっとしたニュアンスの違い

言葉のニュアンスの違い

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言葉が持つニュアンスの違い。その違いを予め分かって話すのと、分からないで適当に知っている言葉を話していくのは大違いだ。

 

時に、単語一つによって、そのニュアンスの微妙な違いから良い意味で捉えられることもあるし、悪い意味で捉えられることもある。

 

こういった言葉自体が持つ微妙なニュアンスを知っておいて使い分けていけるのが上手い人なんだな〜と思います。

 

例えば、

 

Direct(ディレクト)とSupervise(スーパーバイズ)

 

日本ではディレクターという言葉は良く聞きます。テレビのディレクターとか言いますよね。

Directの意味は▼

〈人が〉〈組織など〉を指揮する, 監督する, 
管理する, 指導する(control, manage)
direct a new project

 

一方でSuperviseということばは、あまり馴染みがありません。

Superviseの意味は▼

他動詞〈人作業など〉を監督する, 管理[指揮, 指導]する
supervise the control room
制御室を管理する.自動詞監督[管理]する.

 

意味を比較すると、どれも同じような感じが致しますが、

Superviseの方が、人や業務の進行を上から目線で管理する場合に使います。現地で人を雇っていたり、自分がプレイヤーにならないで、管理者という立場からでしたら、Superviseの方がベターです。

Directもほぼ同じ意味ですが、ニュアンス的には一緒に仕事する感じがあります。

 

 

英英辞書を調べてみると・・・・

 

Direct▼

observe and direct the execution of 
(a task, project, or activity)

 

Supervise▼

control the operations of; 
manage or govern: an economic elite 
directed the nation's affairs.

 

Superviseの方が、直接的にその仕事や物事に関わること無く、適切に人、物、事が管理されているかを監督するという意味があります。

 

なので、Direct、Supervise、管理する、指揮するという意味では同じですが、ちょっとした立場の違いが言葉に反映されています。

 

 

アメリカや英国に入国する際、どのような言葉を使うかでも、税関が受け止める印象が変わります。トランプ政権になりましたので、言葉を間違えると、入国も難しいこともあるかもしれませんね。言葉には気をつけなければ・・・・

 

DirectとSuperviseの動詞の例でしたが、色々と調べると面白いですよ。

 

 

 

 

 

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