【書評】「自分のことだけ考える」堀江貴文【最強のメンタル作り】
堀江貴文さんの本はとっても好きです。何故かというと、堀江さんの本を読んでいると、自然と心のモヤモヤが取れてしまうんです。
本のタイトルの「自分のことだけ考える」と聞くと、「何言ってんだ!」「協調性のない奴だ!」「またそんな本読んでいるのか!」と叩かれそうですが、むしろ、周りを気にして、何か良いものを創造出来るのかなと思っています。
多少自己中で周りからウザがられても、自分がやるべき事に集中し、没頭していく中に、良いものをクリエイトしていけるのではないかと思っています。
なので、報告とか相談をしない中に進めてしまうこともあるかと思いますが、それも時には必要なこともあるのではないかと考えるのです。
日本にいるととかく、周りの目を気にしすぎます。そうさせるような環境が多いです。
この本を読んで、そんなことは気にせずに、とにかく突き進んでいくことしかないんだなと思います。
先日読んだキャッチコピーの本▼
の中に「伝統を壊そうとする人がいるから伝統が守られる」とありました。
確かにそうだなと。
日本の低欲望な若者の中から、伝統を壊そう、新しいことをもっとやっていこうという機運が生まれてくれば、なんか雰囲気が変わるんじゃないかなと思います。
この本の中で、このフレーズ良いな〜と、後押ししてくれるな〜、メンタルが病みそうなときに助かるな〜というフレーズを以下に集めてみました▼
インスパイアされたホリエモンのフレーズ
「人は裏切るのが当たり前。でも人は信じる。」つまり「期待はしないけれども、信じて、良い結果が得られたらラッキー」それくらいに思っている。
<26ページ>
なぜ、多くの人がブラック企業から辞めないのかというと、それは「真面目」だから。学校教育の弊害で「会社で皆と同じように、真面目に働かなければいけない」と洗脳されているから、会社をやめられないのだ。
<41ページ>
いじめられたら、悩む前に逃げろ
<48ページ>
これ本当に大事だと思います▲
自分に無いスキルを持っている人に会うべき。異なる能力を持つ人と多く仲良くなり、関係を維持する。サラリーマンが集まる「異業種交流会」なんて意味がない。
<54ページ>
「過去」とはきっぱり決別する。今に集中するべきだ。過去は変えられないのだから思い悩んでも仕方ない。「未来」は「今」何をするかでどうにでもなる。人ができることは「今」何をするかということ。
<58ページ>
炎上はコスパがいい
<66ページ>
バランスが良いということは、突出したものが何もないということではないか。「可もなく不可もなく」という奴だ。どんな分野でも秀でた結果を出したいと思ったら、突出したものを持っていなければならない。
<81ページ>
その日の課題はその日のうちにすべて解決することにしている。「やり残し」はもちろん「考え残し」もしない。とにかく、その場で一旦決めて結論を出してしまう。だから静かな心で眠りを迎えることができる。
<89ページ>
日本では「事故をどんどんおこしてシステムを強化する」という発想が、法的にも国民感情的にも欠けているように思う。要は、真面目すぎて、失敗を受け入れられないのだ。「失敗しても、どんどんやってみればいいじゃん」という発想の欠如が日本の産業を蝕んでいる。取り返しがつかなくなる前に、一刻も早くこの悪しきマインドを変革しなければならない。
<101ページ>
考えても意味がないことは、頭から消し去る
<104ページ>
年をとると同世代の人たちと集まることが多い。これが高齢化社会の問題点だと思っている。年をとっても若者の友達がいたら面白いではないか?
<112ページ>
他人の「正義感」はスルーする。
正義というのは、相対的ではなく絶対的。人によって価値観が異なる。
<116ページ>
こうしないと死んでしまいます▲
ひとつの熟考より、3つの即決
思考が堂々巡り、悩んでしまったら、何も考えていないことと同じ。こういう時間は無駄である。ビジネスの決済から買い物まで即時即決をしている。悩んでいるうちにライバルに先を越されたり、機械を失ったりしてしまう。
<124ページ>
自分の心のバリアを外す
自分の殻を破ってさらけ出すのは怖い。だが、自分の考えをさらけ出すと、少なくとも相手は自分の気持ちを理解できるようになる。それから相手も安心して自分の気持ちを話してくれるようになるかもしれない。
<128ページ>
これけっこう大事と思います▲
徹底的にパクれ!
うまくいっている先行事例を参考にさせてもらうのが、一番だ。パクるくらいの感覚でいい。
<130ページ>
マンネリがやる気をなくす
新しいアイディアを試してみたり、違うことを始めてみたり、意識的マンネリ感を打破するように行動している
<143ページ>
今の自分に完全に足りないものはコレ。だから今、新しい企画を考え出しました▲
恥をかいても忘れてしまえばいい
一番の対処法は「忘れる」ことだ
<164ページ>
自分とは違う人種に会おう
ほとんどの情報がネットに転がっているが、情報の量があまりに多くて、自分が知れる範囲は自分の感心のある分野あけだ。思いがけない重要な情報は自分とは違う人種から教えてもらうしかないのだ。
<181ページ>
まとめ
ホリエモンの本を読んでいると、なーんだこんな小さなコトで悩んでいたのかと、スカッとすることが多い。それだけ日本の見えないない、日本病か何かに自分の心は覆われてしまっていたんだなと気付かされます。
自己中心過ぎて、他者を気にしないというのはいけないかもしれないけど、本来、もっと自由でいいんだなといろんな角度から考えさせられる一冊でした。
以上、「書評 × 読書記録 「自分のことだけ考える。無駄なものに振り回されないメンタル術」堀江貴文」でした。