【今さら聞けない】ダイナミックマイクの正しい使い方!声がもっとクリアに届く

リッキー

こんにちは。ポッドキャスターのリッキー(@rickey_blog)です。ブログとポッドキャストでポッドキャスターに役立つ情報を発信してます。

今回は「今更聞けないシリーズ」として、ダイナミックマイクの正しい使い方について、あなたのポッドキャストの音質を向上させるための、ちょっとニッチなコツをご紹介します。

「ダイナミックマイクを持っているけど、いまいち音が良くならない…」

「やっぱりコンデンサーマイクに買い替えた方が良いのかな?」

そんな風に悩んだ経験はありませんか?

実は、ダイナミックマイクはいくつかのポイントを押さえるだけで、驚くほどクリアで安定した音を録ることができるんです。

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鉄則1:マイクは口元に「キスする寸前」まで近づける

これが最も重要で、全ての基本となるポイントです。ダイナミックマイクは、マイクと口元の距離が音質を大きく左右します。

ライブでボイスパーカッションをする方が、マイクに唇が触れるほど近づけてパフォーマンスしているのを見たことはありませんか?ポッドキャストの収録でも、あのイメージが理想なんです。

具体的には、口元からマイクまでの距離を「3cm程度」に保つことを意識してください。

これ以上離れてしまうと、マイクが声の「芯」を捉えきれず、音がこもったり、細くなったりする原因になります。「白線の内側でお待ちください」ではなく、「あと3cmで白線を踏み越えてしまう」くらいギリギリを攻めるのが、ダイナミックマイクで良い音を録るための鉄則です。

鉄則2:真正面はNG!「斜め45度」から狙う

マイクにしっかり近づけても、真正面から話すと別の問題が発生します。それは「パ」「ピ」「プ」「ペ」「ポ」などの破裂音、いわゆる「ポップノイズ」です。

「ボフッ!」という不快な音が入ってしまうと、リスナーにとって大きなストレスになりますし、編集で取り除くのも一苦労ですよね。

そこで試してほしいのが、マイクを口元の真正面ではなく、「斜め45度の位置にセットする」方法です。

こうすることで、息が直接マイクの振動板に当たるのを防ぎつつ、あなたの声はしっかりと拾ってくれます。見た目にもプロフェッショナルな印象になりますし、編集の手間も省けるので、非常におすすめのテクニックです。

鉄則3:マイクは「手で持たず」に必ず固定する

収録中にマイクを手で持っていませんか?もしそうなら、今すぐマイクスタンドやマイクアームを使って固定しましょう。

手で持っていると、無意識のうちにジェスチャーなどでマイクが動いてしまい、口元との距離が常に変わってしまいます。その結果、「声の音量が不安定になり、聴きづらい音声になってしまう」のです。

さらに、マイクを握りしめたり、持ち替えたりする際の「グリグリ」という小さな音(ハンドリングノイズ)も拾ってしまいます。これは非常に耳障りなノイズなので、絶対に避けたいところです。

特にゲストを招いて収録する場合は、相手がマイクの扱いに慣れていないことがほとんどです。必ずマイクスタンドを用意し、ゲストの口元に最適な位置で固定してあげましょう。

鉄則4:ポップガードより「ウィンドシールド」がおすすめ

破裂音対策として、ウィンドシールド(マイクの先端につけるスポンジ)は非常に有効です。多くのラジオ局でも標準的に使われており、「ボフッ」という音を効果的に防いでくれます。

一方で、円形で網タイツのような「ポップガード」もありますが、ポッドキャストの収録にはあまりおすすめしません。なぜなら、視界を遮ってしまい、台本やPCモニターが見えづらくなるからです。

歌のレコーディングなど、繊細な作業にはポップガードが有効ですが、会話が中心のポッドキャストでは、「手軽で視界を妨げないウィンドシールド」の方がずっと使い勝手が良いでしょう。

鉄則5:ノイズが気になったら「接続部分」をチェック

ダイナミックマイクは非常に頑丈で、公民館などでは30年、40年選手が現役で活躍していることも珍しくありません。

しかし、長年使っていると、ケーブルを差し込む接続部分の金属が錆びたり、パーツが緩んだりすることがあります。この緩みが、「ジー」「ブー」といったハムノイズの原因になることがあるのです。

もし原因不明のノイズに悩まされているなら、「マイクの接続部分が緩んでいないか、汚れていないか」を確認してみてください。簡単な清掃や締め直しで改善することもありますし、必要であれば楽器店に相談してみるのも良いでしょう。

結論:高いマイクより「正しい使い方」が重要

先日、私が運営するポッドキャストコミュニティで、SENNHEISERの「E945」(高級モデル)とClassic Proの「CM5」(5,000円以下)の音源を比較する機会がありました。

驚いたことに、「正しい使い方をすれば、安価なマイクでもハイエンドモデルに決して劣らない高音質な音で録れる」ことが分かったのです。

もちろん機材に投資することも大切ですが、それ以上に「今日ご紹介した基本的な使い方を徹底すること」が、音質向上の最大の近道と言えます。

今回ご紹介したポイントは以下の通りです。

リッキー

これらのテクニックを実践すれば、あなたのポッドキャストの音質は必ず向上します。ぜひ、次の収録から試してみてください。

それでは、Have a wonderful and fruitful day

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