本 読書記録 いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則 秀島史香 パート2
秀島史香 朝日新聞出版 2017-03-07 売り上げランキング : 3488
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書評というような大それたことは私にはまだ出来ません。なんて言ったってブログを初めてまだ一ヶ月しか経っていませんから!
あくまでの「読書記録」というレベルのことですので、後で人に「どんな本だった〜?」と聞かれて、「こんな内容だったよ」と答えるようにできるための記録です。
でも、何度かブログに読書記録としてアップしてみて気づいたのですが、これをやるほうが人と話しをする時に、「そういえば!あんなこと書いてあったな〜」とネタとして確実にストックされていく、自分の引き出しにしまっていかれる情報になっているな〜と実感します。だから、ブログって、結局外に出しているけれども、自分のためにやっている行動なんですね。人のためでも何でもない。。。
前置きはさておき・・・・本の記録に移ります。
プロに近づくために、陰ながらの努力を積み重ねる。
秀島さんは、過去の失敗を記録した「反省のノート」が、もう何冊もあるようです。
過去のオンエアの失敗を記録した内容のようなのですが、
そのノートを通して次はこんなふうにしようと立て直していました。
こういう陰ながらの努力って、なかなか人前には出てくる情報ではないですけれども、
1つ1つを記録して、改善を積み重ねていくことが、自分の持っている能力を
磨いていくことに繋がるんだなと思いました。
最近はじめたことで、自分なりに工夫しているのが、
私は良く人の名前を忘れてしまうことがあり、殆ど覚えられないのです。
なので、iPhoneのノートに「名前リスト」というものを作って、
忘れそうな人の名前をリスト化して、忘れないように、たまに見たりして、
名前で人を呼ぶように努力しています。
余談ですが、COURRiER Japonのイベントに行った時に、「一流のビジネスマンが大切にしているコト」というタイトルのイベントで、その1つに「名前で人を呼ぶ」ということがありました。
これからは、全部は覚えられないけれども、少しでも覚えられるように頑張ります。
それで、本の内容に戻ると、秀島さんは、コツコツと失敗や、人の名前を覚えたり、
気づいたことをメモしたりと、人には見えない小さな努力を重ねていらっしゃる方で、それが書籍おの中に沢山書かれていました。
人との出会いを大切にする。そのために作るいい空気。
人の印象は0.1秒で決まってしまうそうです。
その0.1秒で決まってしまうのであれば、その0.1秒が訪れる前にどれだけ努力を出来るかっていうことが大切ですよね。
そのために、大切にされているのは視線と笑顔とのこと。
スタジオに入ってくるアーティストやゲストの方と、その方が入ってくる前から視線を向けて、WELCOMEな空気を作っていくそうです。
先日、東洋経済の記事で、就活生が忘れがちな、力を入れるのを案外と忘れがちになってしまうのは、姿勢と笑顔と書かれていた記事がありました。
確かに、その人の雰囲気って、そういうところからでますよね。
いつも笑顔の人のところには、自然と怒りっぽい人は寄り付かないですし、笑いが多い人は、比較的に場が和んでいる感じがします。
そういう意味で、男性社会において、ジョークや下ネタは、円滑なコミュニケーションを作るための手段の一つなのかな〜とおも思ったりしました。
適度にジョークを飛ばしていると、周りも緊張しっぱなしではなくて、適度に息抜きできるような雰囲気が出来ますからね。
ちょっとした言葉のやりとりの工夫
これとっても参考になるなと思いました。
それは、著者が見つけた感じのいい人の共通点にありました。
「この日とと話すとすごく気持ちいいな」と思う方の共通点を探っていくと、こちらが投げかける質問の答えが必ず「はい」から始まる・・・・
とありました。これって、以外とみんな意識していないよな〜。
例えば、こんな会話でしょうか???
「Bさんって、雑談がうまいですね。物知りなんですね。」
「はい。いつもウィキペディア見てるんですよ。。。」
あんまり「でも」とか「だって」って返すと印象が悪くなってしまうので、相手に「はい」と言って頂けるような言葉運びをしたり、受けても、「はい」と答えるようにするとすごく印象がよくなりますね。
様々な世代や立場の方と会話をする
ついつい、同じ国、同じ世代、同じ性、同じ出身地等でまとまりがちな部分はあるかもしれません。
著書の中で、面倒だけれども、たまたまエレベーター、駅、ゴミ出しで一緒になった人など、その時出会った方に声を書けてみる。声を聞いてみることが大切と。その中に、この人の話し方いいなという良い例もあるし、悪い例もある。
悪い例に出くわすと、腹が立ってしまうことがありますが、良い例の場合は、この喋り方真似しようとか思いますね。
飛行機に乗った時とか、CAさんと話し方とか視線の合わせ方とか、あちらは接客としてしてくれているサービスですが、私としては、その人の本心からのおもてなしとして、人と接することができたら、どんなに素晴らしいだろうと思ったりします。仕事だから笑顔しなくてはいけない!ではなくて、仕事であっても、オフであっても、誰にでもいい空気、いいものを届けられるような人になりたいですね。
自分とは違う立場の方と話しをすることで、相手への寛容な心が広がりますよね。外国人の方と日本語で話すときは、私は、ゆっくりとまた、日本語的な慣用句を使わなないように話してみます。
自分も工夫するので、たまに日本語が変になってしまいますが、話しなが相手のコトを思って簡単な日本語を出していくことは、相手への思いやりの心を成長されてくれますよ。
言葉美人を目指す!
美人と聞いて、女性を思い浮かべます。でも女性の美しさは外見だけじゃなく、何を話すか、どのように相槌をうつか、全てが総合的に美しいと、ぐーっと惹かれますよね。
「会話のポテンシャルはその人が読んできた本に確実に影響される」と秀島さんは言います。
今、英語だけではなくて、日本語も言葉の表現を磨くために、
を読んでいますけれども、本当に知らない言葉ばっかりで、日本人として恥ずかしくなります。
新しい言葉を覚えてみて、それを自分で使ってみて、はじめて覚えられます。
覚えた言葉は、メールの文章にも、今の時代だったら反映できますね。ブログにも反映できればいいのですが・・・・
もうちょっとまともな大人を目指して、引き続き、頑張ります。
気づいたこと
- 著者は苦労しながらも前進してきた方で、本書を見ると、その苦労の一旦を知ることができました。
- 言葉とか、コミュニケーションは磨けばどこまでも磨けるので、それは続けていきたいと思います。ただ、日本ではあんまりコミュニケーションとか言葉遣いとかは、その場の空気に任せてしまって、放置していることも多いのかなと。。。
- ジョークや場を和ます会話、四字熟語などももっとアップデートして、使っていきたいと思います。
長々と失礼致しました。
終わります。次は違う本の記録を書きます。。。。
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