
こんにちは。ポッドキャスターのリッキー(@rickey_blog)です。
ブログとポッドキャストでポッドキャスターに役立つ情報を発信してます。
ポッドキャストの収録が終わってから音声を聴き返したとき、「あれ、なんだか聴きづらいな…」と感じたことはありませんか?
その原因は、トークの内容ではなく、マイクの「角度」や「向き」にあるかもしれません。
特に、収録経験が少ない方や、ゲストとの会話が盛り上がってついマイクから離れてしまった…なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これからポッドキャストを始めるあなたが「とりあえずこうしておけば大丈夫!」と安心できる、マイクの最適なポジショニング、通称「マイキング」のコツを、私の6年間の経験を基にご紹介します。
- もくじ
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【大前提】これをやらないと全てが無駄に?マイクは必ず固定しよう

まず、最適なマイキングを語る上での大前提をお伝えします。 それは「マイクをしっかりと固定する」ことです。
パネルディスカッションなどで見かける、マイクを手に持って話すスタイル。 一見プロっぽく見えますが、ポッドキャスト収録には基本的に不向きです。
理由は大きく2つあります。
- 1つ目は、マイクを握ったときの「ガサガサ」というハンドリングノイズが入ってしまうから。 これは編集で取り除くのが非常に難しく、リスナーにとっては不快な雑音になってしまいます。
- 2つ目は、口元とマイクの距離が常に変わってしまうからです。 話しているうちに無意識にマイクが口から離れてしまい、声が小さくなったり、逆に近づきすぎて音が割れたりする原因になります。
特別な演出を除き、普段の収録では必ずマイクスタンドやアームを使い、マイクを安定した位置に固定することから始めましょう。
結論:6年間の試行錯誤で見つけた「黄金のマイクポジション」
では、本題のマイクを置くべきベストなポジションとはどこなのでしょうか。
結論から言うと、それは「顔の斜め45度、少し下から口元を狙う」位置です。
具体的には、あなたの口元に対して「右斜め45度」もしくは「左斜め45度」の方向で、さらにそこから「15度ほど下側」から、マイクがグッと迫ってくるようなイメージです。
これが、音質、話しやすさ、そして見た目のすべてにおいて最もバランスの取れたポジションだと断言できます。
なぜ「斜め45度・下から」がベストなのか?3つの魔法

なぜこの角度が最適なのでしょうか。 それには明確な3つのメリットがあります。
マイクを口の真正面に置くと、「パピプペポ」などの破裂音を発したときに、息がマイクに直接吹きかかり「ボフッ!」というノイズが入りやすくなります。
1. 破裂音(ポップノイズ)を自然に防げる
しかし、マイクを斜め45度に置くことで、息の直撃を避けることができます。 ちょうど台風の直撃を避けるように、息の流れをマイクの横に受け流すイメージです。 これにより、ポップガードを使わなくてもクリアな音声を収録しやすくなります。
2. 視界がクリアになり、収録しやすくなる
マイクが真正面にないと、目の前の視界が大きく開けます。
これにより、手元に置いた台本や資料がとても見やすくなります。 また、ゲストと対談する際も、相手の表情を見ながら自然にコミュニケーションを取ることができ、よりリラックスした雰囲気で収録に臨めます。
3. ビデオポッドキャストでの見栄えが良い
最近増えているビデオポッドキャストに挑戦したい方にとっても、この角度は非常におすすめです。
斜め45度からのマイキングは、あなたの顔がマイクで隠れることがなく、スッキリと洗練された印象を与えます。 海外の人気ポッドキャスターの映像を見ると、その多くがこのスタイルを採用していることに気づくはずです。 見た目のプロフェッショナル感を演出する上でも、非常に効果的なのです。
忘れがちな「距離感」の黄金比は握りこぶし1つ分

角度と合わせて重要なのが、マイクと口の「距離」です。
最適な距離の目安は、ズバリ「握りこぶし1つ分」。
マイクと口の間に、自分の握りこぶしがちょうど1つ入るくらいのスペースを空けるのが基本です。
これ以上離れてしまうと、声が小さくなるだけでなく、部屋の反響音やエアコンの音といった不要な環境音まで拾ってしまいます。
逆に近すぎると、音が割れてしまう(歪んでしまう)原因になります。 一部の特殊なマイクは非常に近づいて話すことを前提に設計されていますが、ほとんどのマイクはこの「握りこぶし1つ分」が基準となります。
編集者の視点から言えば、「音が割れない範囲で、できるだけ近い距離」で録音された音声が、最も高音質で扱いやすい理想的な素材です。
まとめ:今日からできる音質アップ3原則
それでは、今日の内容をおさらいしましょう。
ポッドキャストの音質を劇的に向上させるマイキングのポイントは3つです。
- 【固定】マイクは必ずマイクスタンドで固定する
- 【角度】顔の「斜め45度」、少し下から口元を狙う
- 【距離】マイクと口の間は「握りこぶし1つ分」を保つ

もちろん、あなたの声の大きさやマイクの機種、収録する部屋の環境によって微調整は必要です。 しかし、まずはこの基本のポジションを試してみてください。
きっと、あなたのポッドキャストの音質が一段階レベルアップするはずです。
ぜひ、次の収録からこの「ベストポジション」を取り入れて、リスナーがもっと聴きたくなるような、クリアで心地よい音声を届けていきましょう。
それでは、Have a wonderful and fruitful day
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