こんにちは。ポッドキャスターのリッキー(@rickey_blog)です。ブログとポッドキャストでポッドキャスターに役立つ情報を発信してます。
ポッドキャストや音声配信の録音に適したダイナミックマイクについて、実際の音源を交えながら詳しく解説していきます。コンデンサーマイクとの違いや、おすすめの人気製品も紹介しますので、録音環境の改善を検討中の方は必見です。
- もくじ
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ダイナミックマイクとは
ダイナミックマイクは、ライブのステージをはじめ、様々なシーンで活躍するマイクタイプです。構造的な特徴から、コンデンサーマイクに比べると音の拾い方がどっしりとしていて、ガツンと張りのある力強い音質になるのが大きな魅力です。
繊細な音を拾いすぎずに、しっかりと芯のある音を録音できるのがダイナミックマイクの長所。マイクに余り慣れていない初心者でも扱いやすく、周りの雑音にも強いのも利点と言えるでしょう。
部屋で収録しているポッドキャスターさんを助けてくれるのは、コンデンサーマイクより、ダイナミックマイクです!
高音質なダイナミックマイク「Electro Voice RE20」の音源
今回は、ラジオ局などでも広く使われている高音質なダイナミックマイク「RE20」の実際の音源をお届けします。
>>>(RE20の音源はポッドキャストからお聴きください)<<<
この音源からも分かる通り、ダイナミックマイクはマイクに近接して録音しても大丈夫です。周りの雑音が入りにくく、しっかりとした安定感と力強さのある音質が魅力です。こういった特性から、スタジオだけでなく一般家庭でのポッドキャスト録音にも最適なマイクタイプと言えます。
コンデンサーマイクとの比較
一方でコンデンサーマイクは、マイクに近づきすぎると音が割れてしまう可能性があり、適度な距離を保つ必要があります。実際に、有名コンデンサーマイクの一つ「TLM103」の音源を聞いてみましょう。
>>>(コンデンサーマイクTLM103の音源はポッドキャストからお聴きください)<<<
このようにコンデンサーマイクは、繊細な音を拾いすぎてしまう側面があります。そのため、マイクからある程度ソーシャルディスタンスを取らないと、周りの雑音が入ってしまい音質が悪化してしまいます。一方で繊細な音を的確に録音できるのがコンデンサーマイクの大きな長所でもあります。
おすすめのダイナミックマイク
ダイナミックマイクには、他にも様々な優れた製品があります。それぞれに音質の特徴が異なりますので、自分の用途に合ったマイクを選ぶことが大切です。
おすすめのダイナミックマイクをいくつか紹介します。
SHURE SM58
ダイナミックマイクの中のど定番中のド定番。多分真ん中にいます!ライブハウスなどでフルボッコになっているようなSM58を見かけるくらい。頑丈で長〜く使えるマイクなんです。
SHURE BETA58A
リッキー的には、BETA58Aの方の音質が好き。SM58より周囲の音を拾いにくいのも特徴です。
SHURE SM7dB
ダイナミックマイクの中でも最高峰の部類。詳しくはこちらの記事を参照せよ👇
RODE PodmicUSB
ポッドキャスト録音専用に設計されたRodeのダイナミックマイク。放射指向性が絶妙で、口元の音をクリアかつ滑らかにキャッチします
リッキー的には、RODEのマイクは推しです!RODE PodmicUSBはオーディオインターフェース不要で、直接USB-Cを刺すだけでPCで収録できちゃう。しかも音割れしない機能付きなんです。
Electro Voice RE20
アメリカのラジオ局で使われているダイナミックマイク。スタジオに行ったら、必ず1本はあるようなレジェンド的マイクです。音源のサンプルはポッドキャストからどうぞ〜
RE20はマイクに近づいても低音が強烈に盛り上がらないんです。ゲスト用のマイクとしてもオススメ。存在感があるダイナミックマイクです。
まとめ
音声配信をダイナミックに、より楽しく盛り上げたいのであれば、ぜひダイナミックマイクを検討してみてはいかがでしょうか。周囲の音がガツッと入ってしまう心配がなく、安定したクリアな音質を実現できます。気になる製品があれば、ぜひサンプル音源を聞いてみるのも良いかもしれません。
お気に入りのダイナミックマイクを見つけて、自分なりの最高の音作りを楽しむことができます。思い切って新しいマイクに挑戦してみては如何でしょうか?