書評 「LGBTを知る(日経文庫)」 森永貴彦 (著)
リッキー
สวัสดี ครับ (サワディークラップ) Rickey(@rickey_blog) and Instagram (rickey_blog)です。
先日、成田空港の書店で「LGBTを知る」という日経文庫から出ている本を買いました。
LGBTの事については、知っているようで全く何も知らないので、知識としてストックしておきたいというところから、この本を手に取りました。
第一章にLGBTに関する大まかな概要が書いてあり、大変参考になりました。基礎知識のアップデートには最適です。
LGBTにもカミングアウトしたい人、したくない人、そっとしておいて欲しい人など、様々なタイプがあることを知りました。
LGBTに対して、企業や社会が対策をしておくと、プラスになるということ。LGBTはイノベーター層、新しいもの、アンテナの感度が高く、それを発信する傾向が高いということがまとめられていました。
ただ少し残念だったのは、この本はLGBTをマーケティングの視点から見ている本なので、LGBTの個人個人が持つ内面には迫らない内容となっており、企業的アプローチというか、お金稼ぎの面が多く、自分の知りたい内容もありましたが、ちょっと物足りなさを感じました。
同じ分野の本を読む時は、3冊くらい買うと良いと言われますが、もう数冊読んでみて、全体を俯瞰できるようになりたいと思います。
これからもっと多様な社会になるので、知らないことを知って、もっと色んな方と接することができる自分になっていきたいと考えています。