良い組織には熱い議論がある!
Rickey(@tg677)です。
先日、「ファシリテーション」のワークショップに参加してきました。午前、午後と丸一日をフルに使った研修で、外国人講師による大変勉強になる意義あるワークショップでした。
そのワークショップの中から、インスパイアされた言葉とか考え方をいくつかピックアップしてまとめておきます。
1.「リーダーシップとは、人を高い視点へもっていく。そしてその人の眠っているタレントを引き出す。」
人間って、出会った人によって人生が変わってきますよね。だから、どんな人と出会うか、どんな本を読むか、どんな組織で働くかで持っているタレントがどれだけ引き出されるか、また引き出したものをどれだけ自分が高めようと出来るかにかかってると思います。
2.「お互いにタフな会話が出来る。何でも言えるから信頼が生まれる。」
最近、全然タフな会話出来てないですね。自分が傷つくことを恐れてしまっている、嫌な役にまわるのを恐れてしまっているんだと思います。なんでもはっきと言い切る。分からないところは、What do you mean?どういう意味?って聞いていくようにしないといけませんね。
また、ディスカッション中に途中で割り込めたり、突拍子もないアイディアを言っても良いような土壌、空気感を作っていくことも強い組織を作っていく上では大事です。
3.周りとの調和は破壊への一歩である。
これよくあります!なんとなく、最初は反対だったんだけれども、人の意見を聞いていくうちに、「あっ、こっちのアイディアもいいかも」となってしまうこと。納得はしていないんだけれども、なんとなく周りの空気に乗っかってしまうことありませんか?そんなことがあったら、もしかしたら組織的に最悪な決定をしているかもしれません。
4.好きなことが言える雰囲気があるか。
好きなことが話せなかったら、めっちゃつらいです。新しいアイディアもクリエイティブなことも、議論をまとめることも出来ません。言ってはいけないWordリストなんてものがミーティングの中にありませんでしょうか?そんなリストがあったら、即刻捨てちゃって下さい。
以上は先日のファシリテーションワークショップを通じて、インスパイアされたことです。これらのことを少しでも自分の場所で実行出来るようにしないとワークショップに参加した意味が無いですよね。だからブログに書いて明日からさらに頑張ろうと決意を新たにしました。
昨今の政治について思うこと・・・
今の政治の世界を見ていて、もっとタフな会話をお互いがし合えばいいんじゃないかと思う。なんか逃げあってて、同じ考えにまとまろう!みたいなものが美しいというのがあるけれども、100%同じ人間なんて誰もいなくて、みんなどこか違うんだし、同じパーティーの中であっても、どこか違うし、組織対組織も違うんだし、もっと違いというものをぶつけ合って、良い議論が、タフな議論が出来るようになれば、有権者からの信頼も生まれてくるのではないだろうか。そうしていくうちに、投票率も上がるかもしれません。
以上、「強い組織になるために必要な4つのポイント!」でした。