本 読書記録 「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」

「1日10分で自分を浄化する方法 マインドフルネス瞑想入門」

 

 

を読みましたので、ざっくりとした読書記録をアップします。書評たるものは一切書けません。

マインドフルネス

カタカタのマインドフルネスは英語でMindfulness!単純に心がフルな状態?心、意識が一つの方向に集中していることと意訳できます。

 

誰もがマインドフルネスな状況になっていくことが出来る。誘惑が多い社会、人間は、いろんなところに気が散りがちな動物だけれども、瞑想を継続することで、脳を活性化し、意識を集中し、なすべきことをなしていくことが出来る、いい方向に高めていくことできる。その心の向け方、瞑想の仕方を分かりやすく解説している本でした。

 

 

プロローグ

 

プロローグには、マインドルフネス瞑想のメリットについて、以下のように記されている。

瞑想を習慣化していくと、心の知能指数(EQ)が上がる
自分の中で起こっていることに気づく力
Awareness後からが高まります。
自分の感情た思考を自覚できると
それだけで感情に巻き込まれ
にくくなります。

 

EQについて、私も含めて現代人が高めていこう!という意識を持って取り組んでいる人は少ないのではないでしょうか。とかく、身の回りにある、TOEICの点数とか、月収とかに振り回されていますよね。ところで、EQってどうやって値を出しているのかな?

 

自分自身の心の傾向性を一歩引いたところから俯瞰できるようになると、ちょっと普段の心の傾向からそれた時に、自分自身の事を自分で認めてあげることが出来ますよね。自分に対して、「しかたないやつだな〜」と思うのですが、それを通して、自分ってだめなやつだけれども、ここを変えていこうと、自分の悪いところを認めつつも、変えていく力って必要だなと思います。

 

 

瞑想をはじめよう

 

瞑想という言葉から連想するのは、あぐらをかいて印を結んでというような状態でしょうか?

 

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瞑想は難しいイメージがありますが、やることはシンプルで、だれでもすぐに実践できます。

基本的には、姿勢を正して、ただ自分のしている「呼吸」に意識を向けるだけ。

呼吸という波に乗ってサーフィンをしているかのように、一つ一つの行きの流れの注意を向けます。

 

私はサーフィンとボディーボードをよくするので、このフレーズがしっくりきました。

サーフィンをしている時に、普段の生活で起こっていたすべての出来事は忘れさって、海の中でパドリングをしているとき、波待ちをしている時は全神経を集中させて、次に来る波がどのくらい厚みがあるのか、どこがピークでブレークするか等の波質をその場で判断して、パドリングするかしないかを決めます。

 

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同じ波は2つとないので、その一瞬の出会いにかけるのです。

その観察、集中が、一つの瞑想的な部分と似ている所があると思います。

というのも、サーフィン、ボディーボードをし終わった時は、怒りの心はまったくなく、海に対して、波に対して「感謝の気持ち」で一杯になっているのです。

だから、サーフィンをすると、自然に対して尊敬、敬愛の気持ちそして、いい波に乗らせて頂いて有難うございますという感謝の気持ちが出てきます。

 

 

丹田の充実感・・・活力、集中力(上向きのエネルギー)

丹田の充実感は、やる気、信念、集中力、心とカラダのエネルギーを高める。

丹田の位置は、おへそから約9センチ下

 

丹田を意識していくと、自然と首や肩の力が抜けていきました。

普段、どれだけ肩肘張って、緊張しながら生活しているんでしょうか。

今日の頭痛も首、肩からのものなので、丹田に集中して脱力すればよかったなと後悔。

 

 

 

私達は生きているかぎり、呼吸し続けます。

生まれてから死ぬまで呼吸はずっと一緒

一番身近な呼吸に集中できるようになれば、音や感覚、味覚などの感覚に応用することもできる。

 

確かにです。身近なものって、いつも見失いますね。著者はまた「現代人は呼吸が浅い」とも言及していました。

 

 

マインドフルネス瞑想 実践のコツ

 

1つのコツとして、著者はジャッジしない(判断しない)ということをあげている。

 

私達の頭は目に見えるものすべてに対して、ジャッジして、レッテルを張って、細かく分類している。まるで頭の中に裁判官がいるような状況。

 

これも御意!特に人のタイプについては、勝手な外見のイメージや、相手の言葉遣いとかで自動ソーティングしている時あります。それがゆえに心が苦しく成る時がありますね。

あんまりソーティングしないで、へんな意識を持たずに人と話すことが大事ですね。

それがゆえに、心の中は落ち着かないのでしょうか?落ち着かないという点について、続いて以下のように記されています。

 

私たちの心には、もともと一箇所にとどまっているのが苦手で、落ち着かない「猿」のような週間があります。

どんなに気をつけていても、気づいたら木に登ってしまって、いつのまにか思考の流れで溺れていたということがよくある。

 

ネットサーフィンなんかは典型的な例ですね。LINEとかメールとかもならないように切っておくことが良いですね。最近は、デトックスツアーというのもアメリカではあるとCOURRiER Japonで紹介されていました。

 

マインドフルネス瞑想のしくみ

 

現代人には瞑想が必要かもしれません。どの会社も忙しすぎて、メンタルで休んでしまう人もいますし、ちょっとのはずみで軽いうつ状態になってしまう人もいるのではないでしょうか?

 

 

ネガティブな考え方が癖になると、不安や恐れ、ストレスを感じやすくなり、イライラしたり、気分が落ち込んで、無気力になったりする。

それが免疫力、自然治癒力を低下させ、心の病や身体の不調につながっていきます。

悪循環を断ち切るには、まず自分自身を思考の流れから切り離し、「いまここ」に居る時間を増やすこと

 

 

日常生活をマインドフルにする

 

何事もココロを込めて行えば、日常生活のすべての動きがトレーニングになる。

お茶を飲む時でも、それをすることが人生の目的であるかのように集中する。それも瞑想の実勢になる。食事をするときも食べ物のの形と色をじっくりと観察してから食べれば、「食べる瞑想」になる。

 

ということは、マニアックな活動も、言いようでは、「〜瞑想」とシリーズ化できるかもしれません。

 

例えば、「鉄道瞑想」鉄道の走る音を聞いて、どんな車種の電車が走っているかを感じる。言い当てる。

 

アンガーマネジメント

 

怒りについて、ついつい感情に任せて怒ってしまうこともありますが、その怒りについて、このように分析されている。

 

人の怒りの裏には、不安や恐れといった「傷つき」があります。怒っている人は「傷ついている人、困っている人、苦しんでいる人と捉えることができれば、自分もそれに過剰に反応することはなくなります。

相手の事を敵だととらえると、敵のようなところばかりが目につきます。敵ではなく自分と同じように悩み、苦しみから開放されて幸せになりたいと願っている一人の人間だと捉えると自分の感情も怒りから慈悲に切り替えることが出来る。

 

感情と思考の別け方

 

何事もプラスに捉えていくことで、ネガティブな事をポジティブに変えていくことが大切ではないでしょうか。時には、「まあいっか」と思えるくらいの余裕も大事ですよね。

 

例えば、プレゼンテーションの時に、緊張してどうしよう!と失敗しないようにしなければと思いがちですが、著者はそのような時の心のシフトの仕方について、

 

「失敗しても死ぬわけじゃない。緊張してもいいから、思いはしっかり伝えよう!」

「人からどう見られるかよりも、自分らしくいこう!」

 

などと自分の考え方を変えていくやり方を考察されていました。

 

 

 

ざっとですが、「マインドフルネス瞑想入門」の読書記録でした。

 


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