耳の革命!アメリカのポッドキャスト最新事情

リッキー

こんにちは。ポッドキャスターのリッキー(@rickey_blog)です。ブログとポッドキャストでポッドキャスターに役立つ情報を発信してます。

今回は、私が暮らすアメリカのポッドキャスト最新事情について、「**耳の革命**」と題してご紹介したいと思います。

2022年からアメリカで生活していますが、これまで経済的なことや市場について深くリサーチする機会はあまりありませんでした。

そこで今回は、アメリカのポッドキャスト統計やリスナーの実態について、ざっくりとですが深掘りしていきます。

日本のポッドキャスト市場の未来を知りたい方、ご自身のチャンネルを成長させるヒントを探している方にとって、きっと役立つ情報が見つかるはずです。

 

  •  もくじ

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驚きの普及率!アメリカでは2人に1人がポッドキャストを聴いている

まず、アメリカのポッドキャスト熱は、日本の皆さんが想像する以上かもしれません。

最新のデータでは、なんとアメリカの12歳以上の人口のうち「55%が毎月ポッドキャストを聴いている」と言われています。

これは単純計算で「**2人に1人**」がリスナーということで、日本ではまだ「知る人ぞ知る」メディアという印象ですが、アメリカではすでに生活に欠かせないインフラになりつつあります。

さらに驚くべきは、リスナー層の広がりです。

若者だけでなく、50代以上の方も急増しているのです。

いわゆるおじいちゃん、おばあちゃん世代の方々が、散歩をしながらイヤホンでポッドキャストを楽しんでいる光景を日常的に見かけます。

アメリカは基本的に車社会で歩く習慣があまりないため、健康のために家の周りや広大な公園を散歩する人が多いのですが、その「おとも」としてポッドキャストが定着しているようです。

「ながら聴き」が主流!車社会が生んだリスニング文化

では、アメリカの人々はいつ、どこでポッドキャストを聴いているのでしょうか。

その答えは、やはり「ながら時間」です。

特に、通勤や通学など車での移動中に聴いている人が圧倒的に多いのが特徴です。

また、家事やジムでのトレーニング中、そして先ほど触れたウォーキングの時間なども、ポッドキャストを楽しむ絶好の機会となっています。

この背景には、車での聴取環境が非常に整っている点も挙げられます。

アメリカで走っている車のほとんどは「CarPlay」に対応しており、iPhoneやAndroidを接続するだけで、普段スマートフォンで聴いているSpotifyやApple Podcastをシームレスに車内で再生できます。

日本のカーナビのように地図をアップデートする必要もなく、多くの人がCarPlayでナビ機能も利用しており、車の中が完全にパーソナルなリスニング空間になっているのです。

No.1プラットフォームはYouTube!ビデオポッドキャストの時代へ

ここで、皆さんに衝撃的なデータをお伝えしなければなりません。

アメリカで最もポッドキャストを聴くために使われているプラットフォームは、Apple PodcastでもSpotifyでもなく、なんと「YouTube」なのです。

2025年のデータによると、好まれるポッドキャストプラットフォームの割合は以下のようになっています。

  • YouTube (39%)
  • Spotify
  • Apple Podcast / iTunes
  • Facebook
  • Amazon Music / Audible

YouTubeが断トツの1位というのは、本当に驚きですよね。 これは「ビデオポッドキャスト」の台頭が大きく影響しています。

音声だけでなく、スタジオでホストたちが話している様子を映像で流すスタイルが主流となり、「移動中は耳で聴き、家に帰ったら大画面のテレビで映像と一緒に楽しむ」というハイブリッドな視聴スタイルが確立されているのです。

アメリカは家が広く、55インチや65インチ以上の大きなテレビが一般的なので、映像コンテンツを家でゆっくり楽しむ文化が根付いています。

難しい話でも、話している人の表情が見えることで、内容がスッと頭に入ってくるという利点もあります。

なぜ人々はポッドキャストに熱中するのか?

では、なぜこれほどまでにアメリカの人々はポッドキャストに夢中になるのでしょうか。

その最大の魅力は、テレビのように作られた台本ではなく、「ホストの本音が聴ける」ことにあると私は考えています。

例えば、世界的に有名なポッドキャスターであるジョー・ローガンの番組には、ドナルド・トランプ氏のような大物ゲストも出演し、普段は聞けないような本音を語ります。

これは選挙活動にも大きな影響を与えており、有権者が候補者の人柄や考えを深く知るための重要なメディアとなっています。

日本でも最近、小泉進次郎さんがポッドキャストを始められましたが、政治家の方々が自身の言葉で想いを語る場として、ポッドキャストは非常に有効なツールだと思います。

作られたイメージではない、その人の「**素**」の部分に触れられるからこそ、リスナーは強い親近感を抱き、熱心なファンになっていくのです。

まとめ:この波は必ず日本にもやってくる

アメリカでは、スマートフォンとイヤホンさえあれば、いつでもどこでも自分だけのラジオ局に繋がれる環境が完全に整っています。

スーパーマーケットの「Target」(日本のイトーヨーカドーのようなお店)に行けば、Blue YetiやRØDEのPodMicといった配信機材が普通に棚に並んでおり、誰でも気軽にポッドキャストを始められます。

また、最新のデータでは「**アメリカの音声メディア消費の3分の1(32%)がポッドキャストからニュースを得ている**」という結果も出ており、情報収集の手段としても当たり前の存在になっています。

ニューヨーク・タイムズのような大手メディアも、記事を音声化して配信することに力を入れています。

この流れは、必ず日本にもやってくるはずです。 特に、ビデオポッドキャストの波は、日本のポッドキャスターが次に取り組むべき大きなテーマになるでしょう。

この記事を読んでくださっているあなたが、ポッドキャストを始めるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

 

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