【書評】「学び効率が最大化するインプット大全」精神科医 樺沢紫苑

リッキー

สวัสดี ครับ (サワディークラップ) Rickey(@rickey_blog) and Instagram (rickey_blog)です。

樺沢紫苑さんの本を読むのは、「神時間術」「アウトプット大全」に続き3冊目。

「アウトプット大全」の続編である今回の「インプット大全」は、アウトプットすることを前提としたインプットの決定版。

インプットなのに、アウトプットのことも書かれているので、なんともお得な本です。

そんな「インプット大全」の中から、これは新しい発見だ〜!と感じた項目をいくつかピックアップしてお届けいたします!

アウトプット前提のインプット術

何事もアウトプットしていくということを前提にインプットをすることが以下に重要か!ということがこの本を読んでわかりました。インプットだけすれば良いという気持ちでいると、どこか受け身になってしまい、終わった後に、「あれ、そう言えば、あのプレゼンのポイントは何だったけ?」と、人から聞かれても、重要な話しのポイントを聞き忘れてしまったり、頭に入らないままでいることがよくあります。

 

学生の時に、必ず研修があると何かしらレポートを書かされていました。レポートを書かなければいけないというアウトプットが前提になっていると、インプットする時も、普通よりより注意深く観察したり、人の意見を聞いたり、微々たる変化にも気付くようになってりするものです。

 

なぜ、「アウトプット前提」にすると、記憶に残りやすくなるのでしょう?それは、心理的にプレッシャーがかかり緊張状態に陥ると、脳内物質ノルドレナリンが分泌されるからです。ノルアドレナリンが分泌されると、集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まります。アウトプットを前提にインプットする。ただそれだけで、圧倒的に記憶に残りやすくなるのです。

<33ページ>

また、著者主催の勉強会では、アウトプット前提にインプットをした、具体的には美術館の鑑賞したところ、樺沢塾の熟成さんはただ「感動した!」「良かった!」の3秒で終わってしまうようなアウトプットではなく、5分(300秒)ほどアウトプットするような気付きをシェアされたとのこと。

 

3秒が→300秒ですから、時間を計算すると、単純に100倍のアウトプット時間になります。数値的に表すと、それだけの大きな違いになるということですので、改めて、アウトプットを意識しながらインプットをすることの有益さを痛感しました。

 

月に何冊か本を読みますが、読んだ内容をブログの書評記事としてアウトプット出来ているものもあれば、ブログ書評記事アウトプット出来ず、本棚にしまってしまうことがあります。

 

このように変えます!

Rickey

インプトット→アウトプット→気づき→修正→さらに次のインプット 
 
このサイクルを回していけるように改善していきたいと思います。
 
感想をシェアするために、SNSを利用しようとも、紹介されていました。なので、ブログの書評記事でまとめることがツイッターの140文字、FacebookのPageに読んだ本の感想を箇条書きでもアップするように変更します!

 

音楽を聞くなら、「勉強中」より「勉強前」 集中している時に聞くのは「無音」または「自然音」?

勉強する時にRockやR&Bなどのリズムやビートが激しい曲を聞くと、勉強効率がはかどり集中できる状態に高まると思っていましたが、まったくそうでないということが書かれていました!

「勉強をするときに音楽をかけると、勉強ははかどりますか?」。結論からいうと「勉強をするときに音楽をかけると、著しく効率が下がる」という研究結果が多数出ています。

英グラスゴー。・カレドニアン大学の研究によると、「テンポの速い曲」「テンポの遅い曲」「環境音」「無音」の4つの条件下で、記憶力、注意力などの調べる認知機能検査を行ったところ、音楽や雑音がある群は、「無音」と比べてすべての検査特典が低下しました。特に「テンポの速い曲」の悪影響は大きく、「無音」と比べて記憶力テストの特典が約50%も低下したのです。

<96ページ>

ただし、作業や運動をする場合は、音楽を聞くと効果が大きいとのこと。

 

学生の頃から、音楽を聞きながら勉強をした方が効率が良いと思っていましたが、これは脳に負担だったようです。一つ大きな気付きを得ました!

 

脳は2つのことを同時に処理することが出来ません。特に、歌詞付きの音楽を聞くと、集中が分散してしまうため、よくないとのこと。

 

そして、人によって、「自然音」いわゆる街中の雑踏、人が移動する音、飴の音などがあった方が集中できるというタイプもあると述べられています。

 

Rickeyは自然音があった方がよいタイプで、水の音、雨の音が流れるBGMを好んで聞いていたことがあります。詳しい過去記事はこちらから▼

 

 

また、別の章で集中力を高めるために、メールの通知機能を完全にオフってしまい、メールの通知音で集中が途切れないようにすることも重要と述べられていました。

 

特にメールの対応は、脳が何かを判断する、負担を伴うものですので、樺沢さんは朝イチの時間帯にメールをチェックするのではなく、脳が疲れた時間帯にするのが良いと書かれていました。

 

このように変えます!

Rickey

これからは、モチベーションを上げるために、勉強前、集中して取り組む前に音楽を聞く!そして、一旦集中のゴールデンタイムに入ったら、集中力を研ぎ澄ますために、自然音を聞くように変更します!

脳への無駄な負担を少なくして、アウトプットの質を高めることを目指します。

そして、メールの通知機能はオフに!(完了済)

オフにしてから、午前中の生産性が上がりましたし、気が散らずに集中して物事を進めることが出来るようになりました。

メールチェックは午後のランチ後にまとめて行う。

 

ストックする!WEB上の情報は「PDFファイル」で保存

「ウェブページの保存」だけするのであれば、「PDFで印刷」で十分です。ネットで面白い記事を見つけたら、「PDFで印刷」して、所定のフォルダーに保存します。あらかじめ自分によって重要な分野ごとにファイルを作っておき、そこに保存するのです。

<167ページ>

いままで何か面白い記事やストックしたいな〜と思うようなものがあった場合、Evernoteにアーカイブするか、Pocketで一時的に保存して、後で読み返すということしかしていませんでした。

 

もし万が一、WEBサイトのリンクが有効期限切れになってしまったりすると、二度とそのページの内容を見ることが出来ませんが、樺沢先生が提案する「PDFファイルで保存」であれば、たとえリンク有効期限が切れてしまっても、その時点でしっかりアーカイブしているので、確実に情報をストックすることが出来ます。

 

プラス、EvernoteやPocketに保存するより、心の持ち方として、「PDFファイル保存」の方が、より積極的に情報を集めようとするので、良いストックになります。

 

EvernoteやPocketなどのWEBサービスも便利なのですが、放り込んでおけばいいでしょ!っていう感覚があるので、なんともしっくり来ていませんでした。

 

今後はこの「PDFファイルで保存」でしっかりとインプットをしていきたいと思います!

このように変えます!

Rickey

ストックしておきたいWEBページは、EvernoteやPocketに放り込んでおくのではなく、しっかりとフォルダーを作って、名前を付けて「PDFにして保存」!

ちゃんとした情報収集を始めていきます!

 

まとめ

インプット大全は全ページで269ページもあり、80のインプット方法と11の応用編を紹介してくださっていますが、どの方法も非常に分かりやすく、初心者の私でも理解できるようにまとめられています。

 

そして、誰でも出来るような、手に届くところのインプット方法、またその質を高めるための改善方法が分かりやすく書かれています。

 

インプット→アウトプット→フィードバック・レビュー→インプット

 

とインプットだけにとどまるのではなく、アウトプットをしっかりやっていくという中で、インプットの質を高めたいという方にはオススメの1冊です。

 

特に、「日本のサラリーマンはインプットばかりでアウトプットが少ない!」と大前研一さんも以前著書の「ビジネス力の磨き方」の中で指摘していました。

 

インプットになれている人であっても、一度この機会に「インプット大全」でインプット方法を見直してみるのもありかな〜と思います。

 

以上、「【書評】「学び効率が最大化するインプット大全」精神科医 樺沢紫苑」でした。

 

2019年8月24日に樺沢紫苑さんのセミナーがあるので、行ってきます!

 

詳細はこちら▼

 

Rickey

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Rickey(リッキー)

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リッキー

それでは、良い一日を!

Have a wonderful and fruitful day!

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