音声配信オススメ機材とソフト13選【初心者でもカンタンに良い音質】

 

リッキー

こんにちは。ポッドキャスターのリッキー(@rickey_blog)です。ブログとポッドキャストでライフハックやボイステック情報を配信しています🎙


音声配信もコンスタントに更新できるようになってきたから、そろそろ機材を揃えて、良い音で配信していきたいと考えていませんか❓


どの機材から揃えれば、聴きやすい音で配信することができるのか❓1年半でマイク5本も買ってしまったリッキーが初心者にもわかりやすく解説。あなたの声をFMラジオ音質にするアイテムをシェアします。


機材選びで悩んでいる方は最後までこの記事をご覧ください〜。

   

  •  このブログを書いているリッキーのプロフィール
  •  Apple Podcastなど17のプラットフォームへマルチ配信してる人
  •  音声配信関連の情報を毎朝5時に配信している人
  •  Apple Podcastテクノロジーで最高23位のポッドキャスター

  

音声配信オススメ機材とソフト13選【初心者でもカンタンに良い音質】

音声配信の機材は種類が沢山あって、何を買えばよいのかわかりません。

安いものを買ってしまうと、音質が悪くノイズがのってしまうこともあります。

そうならないために、多くの配信者が使っていて、私も持っているアイテムを11つセレクトしてご紹介します。

無駄な買い物をせず、さくっと良い音質で配信していきましょう〜

まずどの機材から揃えるべきか?

しっかりしたマイクを揃えるところからはじまります。

普通の部屋で収録するのであれば、ダイナミックマイク。スタジオのようなところで収録するのであれば、コンデンサーマイクがオススメです。

なぜダイナミックマイクが良いのか❓

ダイナミックマイクは周囲の音を拾いづらいので、ノイズが乗りづらい。一方でコンデンサーマイクは周囲の音をよく拾いすぎちゃってノイズが乗ります。

マイク

Blue Yeti【USBでPCに繋がる】

  •  マイク本体がかっこいい
  •  ミキサーなしでPCに繋がる
  •  音がクリア、ラジオっぽい本格的な音

Blue YetiはUSBで直接PCに繋がります。

1万円台で買えて、ミキサー無しでPCに収録できます。

さくっとマイクだけ買って、手早く音質上げたい人にオススメ。

Blue Microphones(ブルー マイクロフォン)
¥21,725 (2024/11/15 19:09時点 | Amazon調べ)

自宅をガチな配信スタジオにしたい人には、ストリーミングセットが便利。

ショックマウントがついて、ブームアームがしっかり口元に届くのがメリットです👇

少し横幅の広いデスクでも問題なく設置できます。

Blue Yeti, Yeti X(最上位モデル)、Yeti Nanoで使える専用の収録アプリ「Blue VO!CE」があります。

Blue VO!CEを使うと、細かい音調整ができます(EQ、コンプレッサー、ディエッサーなど)

オーディオテクニカ AT2020

オーディオテクニカのAT2020はコンデンサーマイク。ライブ配信やWeb会議用のコスパ良いマイクとして定評があります。

USB接続タイプとXLRケーブル接続タイプの2種類があります👇

Audio Technica(オーディオテクニカ)
¥10,780 (2021/10/05 20:22時点 | Amazon調べ)

XLRケーブル接続タイプの方が1万円ちょっとで買えますが、PCに接続するためにミキサーが必要です。しかし、XLRケーブルからUSBに接続するケーブルを使うことでミキサーなしで繋ぐこともできます。

リッキー

リッキーは1つ上のAT2035というモデルを使ってます。AT2035だとショックマウントとハイパスフィルター(不要な低音カット)がついてます。

SHURE SM58【ド定番のダイナミックマイク】

半世紀以上愛されているド定番のダイナミックマイク「SHURE SM58」

いわゆる、「ゴッパー」として愛されています。

この1本は基本のマイクなので、初めてのマイクで迷っている方にオススメです。

RODE Podmic【どしっとした低音が特徴】

オーストラリアのマイク機材ブランド「RODE」が出しているPodmicはコスパが良いです。

1万円弱で買えるポッドキャスト向きのダイナミックマイク。低音域がずしっと収録できるのが特徴です。

FMラジオっぽい音質を目指している方にオススメ👇

リッキー

3〜4人のトーク収録にピッタリのマイク。持ってるのでレビュー書きました👇

RODE Procaster【価格より2倍の価値あるマイク】

こちらもRODEのダイナミックマイク。値段は2万5千円ほどしますが、4万円するSHURE SM7Bと同じくらいのクオリティーを感じるマイクです。

ただ、デメリットはマイク本体が大きいこと。本体が大きすぎるため、動画配信の見た目的にはカッコ悪いです。

リッキー

RODE Procasterを使って毎日配信してます。バランスのとれた良いマイクです。高音域もしっかり伸びる。

YAMAHA AG03/AG06のミキサーでライブ配信

YAMAHAのAG03またはAG06のミキサーはライブ配信や音声配信にぴったりのミキサーです。

  •  エコーをかけられる
  •  コンプレッサー、イコライザーの調整を細かくできる
  •  ループバック機能があるので、BGMや効果音かけながらライブ配信・Zoom会議できる

YAMAHA AG03はマイクを1本、AG06はマイクを2本つなげます。このミキサーがあれば、基本的なことはすべてできてしまいます。

配信者の中で、とても人気のあるコスパのよいミキサー。

はじめてのミキサーとしてもオススメです👇

詳しいレビューはこちら👇

もし、2本以上のマイクを接続する場合は、ZoomやTASCAMのミキサーが視野に入ります。ポッドキャスト収録向けに作られたミキサーをピックアップしました👇

DAWソフト

つづいて紹介するのは、DAWソフト(Digital Audio Workstation)DAWソフトがあることで、ノイズをカットしたり、BGMを挿入したり、全体のバランスを調整することができます。

RX8でノイズを徹底的にカットする

RX8を使えば、エアコンの音、電気系のノイズ、ゲインの調整、フェードイン・アウト、音声ノイズのカットを1クリック操作で完了できます。

年に数回セールをやっているので、セールの時に新規購入・アップグレードすると、通常より50%以上安い値段でゲットできます。

リッキー

リッキーの音声配信は毎日RX8でラウドネス(音の聞こえ具合)やEQ(イコライザー)調整させてもらってます。

お陰様でFMラジオの音質に近づきました💨

ご参考👇

Garagebandで全体の音調整(Macユーザー)

Macに標準搭載されているGaragebandを使うことで、細かい音の調整をができます👇

  •  データ吐き出し(形式選択、ビットレート選択)
  •  フェードイン、フェードアウト
  •  イコライザー調整
  •  音量の調整
  •  コンプレッサー
  •  リバーブ

こんなに色々できて、無料です。まだ編集用のPCを買ってない方はMacを買うことを強くオススメします👍

リッキー

2人以上の音声配信や、Zoomで収録した音声の編集はGaragebandでやってます。ボリュームの調整、フェードイン、アウトを細かく調整できちゃいました💦

  

Audio Hijack【何でも収録する最強アプリ】

Audio Hijackは一言で言えば、「PCに繋がる音ならなんでも録音しちゃう最強アプリ」 なんです。

大きな声で言えませんが、Zoomをこっそり収録したり、Cloubhouse(デスクトップアプリ:Clubdeckを使用)も収録できちゃいます。

Audio Hijackのを使うメリット👇

  •  なんでも収録できる
  •  ミキサーなし、Mac上でミックスできる
  •  ノイズリダクションがついてる
  •  高音、低音の調整がカンタン
  •  YouTubeライブもできる
  •  録音の品質を細かく調整できる
  •  各種エフェクトが超充実してる

リッキー

収録アプリが決まってなければ、Audio Hijackは超オススメです。有料ですが、投資する価値はあります。

無料で済ませたい方は、標準のボイスメモアプリで収録できます。

Audio Hijackの詳細はこちら👇

マイクプリアンプ

マイクプリアンプはマイクのゲイン(音量)を持ち上げてくれる機材です。

マイクプリアンプをマイクとミキサーの間にかますことで、ノイズが少ない聴きやすい音で収録することができます。

マイクプリアンプといっても、ピンからキリまであり、こだわると数十万円もしてしまいます!

音声配信をしている人にオススメのマイクプリアンプはdbx286sとCloudlifterです。

dbx286s【コスパのよい宅録にも使えるマイクプリアンプ】

dbx286sというマイクプリアンプはめちゃオススメです👇

  •  低音、高音の調整がカンタン
  •  ディエッサーで擦れる音を抑制
  •  ノイズゲートで話してない時ミュート
  •  コンプレッサーで小さい音は大きく、大きい音は程よく調整

  

リッキー

dbx286sを買ったら、音圧が一気に上がり、FMラジオっぽくなりました。デメリットは設置する場所が必要なところ。

  

Cloudlifter (クラウドリフター)【ダイナミックマイクのノイズカット】

ダイナミックマイクを持っていれば、Cloudlifter CL-1もオススメ。

Cloudlifterを使えば、ダイナミックマイクのゲインを25dBクリーンなまま持ち上げてくれます。

そもそもダイナミックマイクはゲインが必要(ボリュームを大きめにしないとちょうどよくならない)です。

ゲインを高めに設定すると、自然にマイクのノイズが入ってしまいます。

Cloudlifterで低いゲインをクリーンに持ち上げてもらえば、ノイズが乗らない状態でちょうど良い音にしてもらえるのです!

値段はそれなりにしますが、この機材を導入することでパーフェクトな音質に近づきました。

あると便利な機材ベスト

ここからは、あると便利な機材を3つピックアップしてお届け。

なくても全然オッケーなのですが、あると配信しやすかったり、音質が聞く人には良いと思われるレベルになれます。

マイクスタンド、マイクアーム

マイクアームをデスクに設置すると、こんなメリットがあります👇

  •  手元に資料を置ける
  •  マイクをしっかり口元に当てる(音が安定)
  •  スタジオっぽい本格的な雰囲気になれる

マイクアームもピンからキリまであります。良いアームにすると、角度調整がしやすかったり、アームのリーチが長かったりと使い勝手がよいです。

コスパのよいアームでオススメなのが、Luling Artsのアーム。

ポップガードやマイクホルダーもついていて、価格が2,000円台なんです。ぜひこれは入門としておすすめです👇

Luling Artsのマイクアームの画像つきレビューはこちら。実際にデスクに設置した様子がわかります👇

ウィンドスクリーン(マイクにつけるスポンジ)

ウィンドスクリーンとは、マイクにつけているスポンジみたいなパーツです。

ウィンドスクリーンをつけることで、風の音や、音声の破裂音を抑制することができます。

さらに、好みにもよりますが、音がちょっと柔らかい感じになります。

ラジオ局のマイクは、ウィンドスクリーンを付けているところが非常に多いですね。

ウィンドスクリーンを選ぶ時のポイント

・マイクのサイズにあったアイテムを選ぶ

・マイク専用のウィンドスクリーンがあればそれを選ぶ

  

リッキー

RODE Procasterのマイクを買った時には、専用のウィンドスクリーンを選んだらジャストフィットでした。

マイクやブランドによって違うので、事前にリサーチを🔎

ポップフィルター(ポップガード)

ポップフィルター(ポップガード)はマイクの前に付ける網目状のネットです。網タイツで自作することもできちゃいます〜

ポップフィルターを付けるメリット👇

  •  破裂音を抑制する
  •  マイクと口の距離を一定に保つことができる
  •  本格的なレコーディングの雰囲気を醸し出す

 

ポップフィルターをマイクの前入れることで、音がクリアになります。特に、ボフボフと入ってしまう空気の破裂音を抑制できる点が一番のメリット。

スマホで収録の場合も、スマと口の間にポップフィルターを入れることで、効果を感じられます。

  

リッキー

ポップフィルターのおかげで、マイクと口の距離を5センチ以上離せるようになりました。ついついマイクに近づきすぎちゃって、音割れしてたので、マイクに近づきすぎちゃう人にもオススメ👍

リッキーがオススメするポップフィルターはこちら👇

吸音材【壁に貼るだけでOK】

レコーディングスタジオで見かけるような吸音材を自宅の壁にペタペタ貼るだけで、反響音を抑制できます。

反響音を抑制すると、自宅にいながら、スタジオで収録しているようなクオリティに。

オススメの吸音材はタンスのゲンの吸音材。厚み5センチで高品質。配送後すぐに設置できるので、時間を奪われません。

実際に壁に貼ってみた様子がわかる記事👇

【その他】機材買わなくても工夫できる3つのコト

そんなに機材を揃えるお金は無い!そんなあなたできる3つのコトはこちら👇

  •  収録前に発声練習
  •  コーヒーを飲まずに、収録する
  •  台本を作成して、脱線しない収録

収録前には必ず発声練習をしましょう。発声練習をしないと、声がどもってしまったり、言い間違いを連発してしまったりしてしまいます💦

ちなみに、コーヒーを飲むと口の中に水分が残ってリップノイズが発生しやすくなります。そうならないために、収録前には水を飲むようにしましょう〜。

喉のために飴をなめるのは、NGです!口の中で唾液がくちゅくちゅしてノイズとなってしまいます。

台本は書き込み過ぎちゃうとガチガチな放送になってしまうので、メモ書きで伝えるべきポイントがしっかり書かれた台本を作成すると、ラジオっぽく配信できます。

オススメのメモアプリは「Dynalist」

無料で使えるアウトライナーアプリなのですが、情報の整理がしやすいので、台本の整理したかった方はチェックしてみてください👇

機材を買わないで、機材を使うたった1つの方法

実は、機材をレンタルするという方法があります。

機材関係をレンタルする「ビデオエイペックス」という会社があるんですよ〜

さきほど紹介した定番マイクのSHURE SM58なんかは、2泊3日で1,400円。ちょっと高級なお弁当代でマイクを試せちゃいます。

機材レンタル「ビデオエイペックス」詳細はこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか?気になった機材があったら、ぜひYouTubeなどで研削して実際の音を聴いてみて下さい。

機材については、日本語のレビューは少ないので、英語で検索するのがオススメです。

機材を揃えていくと、どんどんいい音になるので、あなたのリスナーさんからの反応が変わりますよ!

リッキーのポッドキャストでは機材レビューやノウハウを毎朝オンエアしてます。よりニッチでマニアックなことを知りたい人だけどうぞ👇

これから音声配信を本格的に始めるための入門書を9700文字で書きました。ざっくりと音声配信の概要、効率的な進め方をつかみたい人だけどうぞ👇

オススメの本

編集:ビデオSALON編集部
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