【書評】米国人ジャーナリストだから見抜けた日本の国難 マーティン・ファクラー

リッキー

สวัสดี ครับ (サワディークラップ) Rickey(@rickey_blog) and Instagram (rickey_blog)です。

平成の30年は日本にとってどんな年だったんだろう?

30代の若者であっても、平成の初期の頃は知らない。

バブルという時代があったと聞いても、いまいちピントこない。

気づいたら、不景気で、ロストジェネレーションが生まれた時代に学校を卒業していっていた。

この本は、日本滞在歴20年、日本取材歴15年のマーティン・ファクラー氏が書き上げた本。

平成という時代がどういう時代で、何が失われて、どこで日本が転覆していったのかというのが政治や経済のことに詳しくなくても、よく分かる内容となっている。

日本はこのままで本当に良いのだろうか?問題の根源はどこにあるのだろうか?メディアの報道をみても、何一つピントこない。

記者クラブから流れる情報をコピペして配信するという、日本のメディアのあり方。

この国のジャーナリズムが死んでしまっていることが、外国人目線でしっかり書かれていて、大変興味深い内容。

テレビ無し生活を始めて4年間の私ですが、そのことはすっごく感じます。

テレビから流れてくる情報は、都合のよい情報しかありません。私達をある意味洗脳するような情報で溢れています。

いま、その洗脳が少しづつ解けて、客観的にモノゴトを見れるようになりつつあり、それだけテレビの影響力は自分が想像する以上に大きいと実感します。

日米関係は今は良好ですが、いつ悪くなるかわかりません。

もし、トランプ大統領が「日本に駐在しているアメリカ軍をすべて撤退する!」なんてツイートしたら、日本はどんな転換期をむかえるのだろうか?

現実にそのようなコトが起こりうるかもしれない、徴兵制が始まってしまうかもしれないと思うと、若者も自分事として政治に参加するようになるはず。

思考停止の状態から、思考を開始し、新たしい未来を築く。

この本は30年間日本が歩んできた道、その問題にある根源を探り、新たな時代を切り開く情報が沢山詰まっている内容です。

目次

序 章 「失われた30年」とは何だったのか――日本滞在歴20年の私が振り返る国難の萌芽
第1章 「一強政治」が継続する日本の現実
第2章 超二極化が進む日本の生き残る道
第3章 米中新冷戦で翻弄される日本の外交
第4章 ジャーナリズムが欠落している日本の大問題
第5章 世界がモデルとする課題先進国・日本

Rickey

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Rickey(リッキー)

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それでは、良い一日を!

Have a wonderful and fruitful day!

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